てく歩の特徴
4つの特徴
自立支援介護への取り組み
自立支援介護
本人の自主性を回復し
人間らしい生活の自由を
手に入れるためのアプローチ
在宅での生活に欠かせない
3つの“自立”
“自立”とは「身体的自立」「精神的自立」「社会的自立」という3つの要素から成り立っています。そこからさらに障害児、障害者、高齢者という3つに分類することができ、自立への課題もそれぞれ異なります。 これらは互いに深いつながりをもっており、それが成立することで「介護を必要としない状態」を実現することができます。 そして高齢者の多くは、加齢や病気によってまず「身体的自立」を失うことで自立のバランスが崩れ、他人による介護が必要になっていきます(要介護)。 これを再びもとの状態に戻すためのアプローチこそ、てく歩の自立支援介護です。
自立した生活とは?
入浴・トイレ・買い物..。自宅での生活を続けていくためには、私たちが普段何気なく過ごしている日常生活を他人に頼らず、自分の力でおこなう必要があります。そしてその生活の中心にあるのが“歩く力”であり、私たちは常に目的の場所へ移動することで独自の生活リズムを維持しています。
『4つの基本ケア』
健康になるための
基礎づくり
毎日おこなう生活動作
歩く力
【自立支援介護】
自立へのアプローチ
4つの基本ケア
1日に必要な水分
まずは1日1500ml以上を目標にしましょう
「水分」はもっとも人間の身体に与える生理的影響が大きく、1日に必要な水分(1500ml~)を摂取するだけで、身体の不調はほとんど解消されます。また、日中にしっかりと水分を摂って運動することで覚醒水準(意識レベル)が上がり、夜はぐっすり眠れるようになります。特に認知症による周辺症状は、理論に基づいた正しい水分ケアをおこなうことでそのほとんどが消失します。
1日に必要な食事
1日1500kcalの常食を
とりましょう
食事には「栄養源としての食事」そして「楽しみとしての食事」という2つの役割があります。自立支援介護における食事ケアでは、すべてのご利用者様が常食を目指し、「噛む」「飲み込む」といった本人の意思を引き出すことを目標に、1日1500kcalの栄養摂取を目標にしています。
生理的な排泄
排便・排尿はトイレで
行う練習をしましょう
てく歩ではオムツやパットを使うことなく、トイレで排便・排尿をすませていただくためのケアに取り組んでいます。特に尿失禁は、脱水状態を改善して“尿意”を取り戻すと高い確率でなくなります。正しく尿意を感知し、さらにそれを「抑制」するための機能を回復させることで、トイレでの失敗はなくなるのです。
日中の運動
日中は活発に動く(歩く)ようにしましょう
日中の「活動量」を増やすことで、身体的自立を目指します。特に「歩行」は、自立に向けたすべての活動の起点であり、歩行が安定することで食事・入浴・トイレといった日常生活動作は自然と自立していきます。
プロの介護職による
専門性の高いケア
介護職中心のチーム体制
てく歩では、“人の生活を支えるケア”を専門領域とする介護職がチームの中心となって自立支援介護に取り組んでいます。優しいだけの介護を提供するデイサービスではなく、いつまでも住み慣れた自宅で生活していただくために必要な専門ケアを提供できる介護職の育成に力を注いでいます。 そして基礎知識はもちろん、そこから組み立てられる理論を知り、実践するための技術について学びつづけています。基礎知識・理論・技術、そしてそこに現場での経験知を組み合わせることができる能力をもつことで、プロの介護職は生まれるのです。